埋設型融雪槽
ロードヒーティング



埋設型融雪槽

       
   
      1.5立米型            コントロールBOX          1回の処理量


       
        1.2立米型              融け具合          ボイラー配管例(屋根融雪併設)

  融雪槽は(有)近代商事様の専売品です。「販売代理店募集中」
    連絡先 011-572-8089(電話・Fax共通)

       

融雪槽テスト テスト場所 北海道札幌市南区地内
寸法(mm) 700 2枚
奥行 1.800 ボイラー 31,000kcal/h
高さ 1.200 燃焼 30秒
水深 500 停止 180〜200秒
燃料消費 六時間運転で融解として約3g
シャワーポンプ 400W 120円程度
排水ポンプ 250W 他社比 半分以下の消費量と考えられる


コンダクションチューブから放出される熱と、融解し槽底部に溜まった水をシャワーとしてかけることにより融雪槽へ投入した
雪を融かします。
しかしこの融雪槽は一般に販売されているような強烈なジェットバーナで瞬時に融かすタイプではありません。強烈なバーナを
使った融雪槽は雪を投入後、直ちに融けるのが目で見えるので、視覚的にもインパクトがあり効果的と考えられますが、反面投
入する時間に追われ、間に合わない間にも大量の燃料が無駄に燃えていることになります。
コンダクションチューブによる融雪槽は、槽のふたを開け一杯になるまで(目一杯にするより若干余裕を持たせた方が良く融け
ることがテストでわかりましたが)雪を詰め、それから温水ボイラーを点火します。朝投入すれば夕方までに処理し、また夕方
投入し夜の間にじっくりと融かします。
融雪槽内の温度も極端に高くならないので、金属疲労や腐食発生も無く、設置後のメンテナンス費用が掛かりません。
燃料消費は、融雪槽自体の構造や消雪スピードなどの根本的な考え方が他社とは異なっているので、単純に比較することはでき
ませんが、おおむね現在市場で販売されているモデルでの半分以下の消費燃料で済みます。


屋根融雪”ゆうや君”

  


 問い合わせ先
  本州富山県以南
    丸三開発工機株式会社本社
    電話 076-451-3131 Fax 076-451-3573
  本州新潟県以北
    丸三開発工機株式会社 糸魚川営業所
    電話 025-552-8531 Fax 025-552-6806

コンダクションチューブによる屋根融雪には、他の屋根融雪装置には無い、いろいろな優れた特徴があります。

ゆうや君は瓦やトタンの上部(露出面)に取りつけます。このときのコンダクションチューブは、家屋全体のイメージを損なわな
いよう”クロ”または”ブロンズ”色に着色されたものを使用します。もちろんオリジナルのシルバーも可能ですし、数量によっ
ては希望色での対応も不可能ではありません。
ゆうや君はアルミ製ですので、屋根上重量が大きく増えることなく装置を取りつけることができ、大事な家屋に対する負担が小さ
く済みます。

瓦屋根の場合は屋根うまを利用し、両側へワイヤー(φ10)で振り分けたり、家屋の構造柱を利用し取りつけることができます。
トタン屋根の場合は基本的に屋根うまが存在しないので、別の方法を用いて取付を行います。

ゆうや君の最大の特徴は、ほかの屋根融雪装置では、高額な降雪センサーを付け雪の降り初めからスイッチをONにしなければ融
かすことができないのですが、ある程度(30cm〜50cm)積もってからスイッチを入れても充分融かすことができることに
あります。これはコンダクションチューブの放熱原理である管内部に封入された作動液分子の真空中内高速移動にともなう振動が
管表面からの熱と共に雪に伝わることで、雪を積んでからでもカマクラ状にならず、グイグイと熱が雪に伝わっていくためです。
水の膜が張りカマクラ状になった後、溶けなくなるといった他の放熱方法の装置と根本的に熱の伝わり方が違うことによります。
ある程度屋根上に積んでも構わないことは、消費燃料を少なくすることにもつながり、環境保護の観点からも優れたシステムであ
ると考えられます。

ロードヒーティング

広い面積でのロードヒーティングは、まだまだ開発中でありご紹介に至りませんが、現在すすめているものはステンレス製のコン
ダクションチューブや床暖房パネルを埋設することで融雪する方法を行っています。
まだまだ多くの課題がありますが、近い将来には消費エネルギーの少ない効率的なロードヒーティングを市場に送り出せるよう研
究開発を進めています。